2009年08月

日本の針路とともに関西の未来を託す衆院選を通して関西再生戦略を問う!

政権交代が予想されている30日の衆議院選挙。Title_3

 その総選挙投票、開票日の夜、テレビ大阪の選挙特番でメインキャスターの佐久間あすかTVOアナウンサーのお手伝いとして一緒に司会をすることになりました。

 番組の中では、近未来の大阪の経済を予測。それを元にスタジオでの討論を行います。当選した議員のみなさんは、大阪経済の現状、今後にどのような考えを持っておられるのでしょうか。うまく引き出せるように頑張ります。

 東京のスタジオからの全国放送の間、テレビ大阪のスタジオから関西の情報をお送りする時間夜10:14~10:29、11:20~11:35に加え、25時(深夜1時)からは50分間、スタジオから生放送でお送りする予定です。(時間帯は変更になる場合があります。)

 特に深夜1時からは、関西の経済を巡る問題を、2035年のシュミレーションを交え、討論します。政権交代がどういった影響を関西経済に及ぼすのか、また、多くの中小企業にとって展望が見出せる政策が打ち出せるのか、スタジオでみなさんと考えてみたいと思います。ぜひご覧下さい。


 

 中村ゼミでは、恒例になっている夏休みのインターンシップ。よーく考えてみると、日本福祉大の中村ゼミから数えるとすでに5周年[E:shine] 毎年、「もうやめだ、やめよう・・・」と準備と手配に疲れ果てて思うのですが、よくまあ、繰り返してきたものだと、誰もほめてくれないので、自分でほめときます(笑)

 さて、今年の夏は、三箇所に5名(うち1名は他ゼミ生を紹介)が行っています。期間はそれぞれ二週間。日本福祉大学の時と違って、単位にはなりません。また、これは日本福祉大学の時から同じですが、交通費も滞在費などもすべて自腹です。一部、宿泊費などは居候させていただいたりして、支援をしていただいていますが、学生にはかなり負担がかかります。なにより、今までも、そして今年も、「本気」であることが条件です。(保険などは大学が負担しています。)

 先日、インターンシップを経験した元のゼミ生で、現在は社会人のOBと話をしたのですが、「インターンシップに行ったおかげで、ほんとに、自分で自分のことをやるということ学んだなあ。強くなりました。」と感想を述べていました。特に下記③のようなインターンシップを経験すると大きく変わっていくようです。

 さて、まだ終わっていないのですが、途中経過をちょっと覗いてみると・・・

 ナニワ企業団地協同組合事務局さま

 大阪市にある中小企業の工場団地の協同組合事務局さんに無理をお願いして、受け入れていただきました。かれこれ十年ほどのお付き合いになります。昨年、学生を連れて見学させていただいたところ、学生から「非常に興味深かった」と反応がよく、今回、受け入れを認めていただきました。

  

K君からのある日の報告から・・・・

 「永遠とコピーし続ける作業だったのですが、印刷ミス等を多発。時間ロスをしてしまい、膨大な資料の前に試行錯誤しました。簡単な作業でも長時間していると、集中力が鈍り、印刷を終わってから、ミスをみつけてしまうというようなことが発生。結局、どの資料が抜けてしまったかを探すのに時間がかかってしまいました。
 事務職の方達は笑って許してくれましたが、簡単な作業でも確認を怠ると、余計に時間をロスしてしまい、作業効率が悪くなる簡単な作業でも確認する事の大事さを教えていただきました。仕事を一つ一つ終える毎に確認をする習慣をつけたいと思います。」 「企業経営者の方々のお話を聞きにいく事になりました。名刺の渡し方など失敗ばかりしてしまいました。正しい敬語の使い方やふるまい方など、これから意識して行動していくことが大事だと思いました。初歩中の初歩ですが私はそれすらも出来ないのでこれから意識がけていきたいと思います。」

 

 簡単に見えることでも、実際に自分でやってみると、なかなかできないものです。300社近い異業種が集まる企業団地ですし、いろいろな社長さんや従業員さんたちに囲まれて、学んできてくれるものと期待しています。

  

  

 大阪府立国際児童文学館さま

 大阪府吹田市にある国際児童文学館は、今年度いっぱいで廃止が決まっているので、事実上最後のインターンシップです。夏休みは、いろいろな催しがあるので、そのお手伝いに加えて、他大学から来ているインターンシップ生とともに、自分たちでいろいろ提案して行動しているようです。

  

HT君からのある日の報告

200908181740000  「今日は、児童文学館しかしていない書籍へのポリプロピレンの装備や、ミュージアム学会開催のお手伝いなどをしました。他大学の学生さん達も、来られていて刺激になりました。
 あと広報で、夏休み中の子供向け催し物のチラシを一から作ったのですが、近隣住宅へのポスティングをしていないと言う事でしたので、率先して今日600部、自転車で暑い中ヒイヒイ言いながら回りました。」

 郵便局でのアルバイト経験がある別のゼミ生が、この報告を読んで、「600軒はすごいですねえ」と感心していました。普段は、メールとか簡単なワード文書しか作っていないゼミ生ですが、チラシなどを作るとなると、いろいろ作業があって、良い勉強になっているようです。「催し物で、子供たちへの絵本の読み聞かせをやるんです!」と言っていましたが、うまくできたのでかな。

    

    

 山形県長井市役所商工観光課さま

   我が中村ゼミ伝統の長井市へのインターンシップ。昨年は、四名も送り込んで、大変な思いをしたので、今回は厳選して一名です。(というか、昨年が例年と違っていたのですが。)

 先輩たちから様々な情報は与えられ、各種ビデオも見せられ、資料も読まされ行っていますが、なにせ初めての土地。きっと一番、どきどきして行ったはずです。

 しかし、今回は、9月に開催する展示会用に山のようにミッションを背負わされて送り出されているので、かなり忙しいはずです。

 現地に着けば、代々のゼミ生が作り上げてきた伝説(笑・・・自転車ごと水路に転落事件、シャッター破壊事件などなど・・・)のお陰で、「ああ、インターンシップに来てるのね」とすぐに分かってもらえているようです。(というか、今年はなにをしでかすだろうと期待されている感も無きしもあらず・・・)

  

 

HO君からのある日の報告

 午後に商工観光課の職員の方に。企業ガイドブック作成のため、企業訪問にPhoto連れていってもらいました。職員の方から、「この会社に、なぜ他社の商品が置いてあるのか、瞬時に疑問を解決するように」と言われました。1人で全てを把握する難しさを実感してます。
 M社の社長にお会いし、担当者の方から、一時間程、タクト生産方式、トップダウン方式、ボトムアップ等を工場を見ながらご説明いただきました。
 次にH社を訪問し、取締役から、主に販売戦略について、口コミ、ブログ、物産展での顧客の意見など、二時間近く説明してもらい、社長にも御挨拶をさせていただいました。
 本日の業務終了は、18時でした。」

   

 なかなかどうして、私が同行したいくらいです・・・きっと大学の授業では理解しにくい部分も、現場を見て学んで来てくれるのではと期待しています。

 長井は、映画「スウィングガールズ」のロケ地であり、今年の大河ドラマ「天地人」の舞台のひとつでもあります。関西から、東北へ、全く違い気候、風土、文化に触れて、どんな風に成長してくるのでしょうか。

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 受け入れていただいている三箇所の関係者のみなさまには、本当に感謝です。ゼミ生たちが、ただ勉強してくるだけではなくて、なにか少しでもお役に立てればと思っています。

 さて、ところ変わって六甲アイランドの研究室ではこんなやりとりがありました。

 四年生 「えっと、先生、9月の展示会の準備ですが、誰に作業を手伝ってもらいましょうか。Aはどうですか」

 せんせい 「月末までインターンシップだよ。」

 四 「あ、そうでしたBはどうでしょう。」

 せ 「Bも、インターンシップ。」

 四 「げ、そういえばCもですよね・・・こ、困った・・・早く帰ってきてくれ~!!」

 という訳で、今年はこの後、合宿、そして神戸元町でゼミ主催の展示会をするという超無謀な計画があり、人員不足に悩む中村ゼミなのでした・・・・

   

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Cargrey256x256Lorrygreen256x256
Cabrioletred256x256 Hwcar4128x128 Police256x256



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