新幹線に乗っていて、ぐずったり、泣き出したりした赤ちゃんを抱えて困っているお父さんやお母さんを見かけたら、睨みつけたり、舌打ちするのではなく、一声かけて「多目的室ってあるんですよ」と教えてあげましょう。

 東海道・山陽新幹線「のぞみ」(16両編成)の場合は11号車、山陽・九州新幹線の「みずほ」「さくら」「ひかりレールスター」(8両編成)の場合は7号車、東北新幹線「はやぶさ」(10両編成)の場合は5号車など、新幹線には多目的室と呼ばれる個室が用意されています。(※ 無い列車もあります。)

 車掌さんにお願いすると、授乳やオムツの交換、泣いてどうしようもない時など空いていれば使わせてくれます。(※ 緊急事態や急病人などがいる場合は、そちらが優先だそうです。また、同じような授乳やオムツ交換の場合は相部屋で利用の場合もあるそうです。)

 意外と知られていなくて、この間も大阪から東京まで病院に赤ちゃんを連れて行くのだというお母さんに教えてあげたところ、「今まで10回以上通っていますが、知りませんでした。授乳もケープを使って狭い中で隣の人に気を使って困っていたし、同じような友だちはグリーン席を取ったりするんですが、結局、ずっとデッキに立ってあやしていたり」と話してました。

 少子化対策って大上段に構えなくとも、お互いの譲り合いや思いやりで、小さなことからできるのではと思います。

Kimg0230_1

Kimg0229_1

 

Bt0109

Bt0098_2